| コースタイム | ||
| <9/11> 多治見20:00〜立山駅0:30 <9/12> 立山駅6:40〜室堂7:40 7:55〜雷鳥沢8:40 8:50〜 新室堂乗越9:20 9:30〜別山乗越10:50 11:15〜 剣沢11:50 <9/13> 剣沢5:15〜一服剣6:09 6:15〜前剣7:00 7:15〜 剣岳山頂9:20 9:40〜一服剣11:40 12:05〜剣沢13:10 <9/14> 剣沢4:45〜別山乗越5:30 5:50〜別山6:20 6:25〜 真砂岳7:15 7:22〜富士の折立8:05 8:15〜 大汝山8:25 9:00〜一ノ越10:00 10:02〜 浄土山分岐10:33 10:40〜室堂12:10 12:20〜 立山駅13:20〜多治見19:00 |
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| 感想など | ||
| <9/11> 前日,職場からの帰宅がかなり遅れたため,荷物をまとめることができるか心配だったが,何とか準備を完了することができた。 市内でガソリンを満タンにし,いざ,出発。 地図を頼りに車を進めた。合宿で来たことがあったので,ほとんど間違わずに行けた。R41は,R19に比べて信号が少ない。 立山駅の駐車場には余裕があった。駅からなるべく近いところに停める。オートキャンプ用のシュラフを広げ,明日の好天を祈り,就寝。 <9/12> 夏山ブックの情報によると,始発が7:00と言うことなので,ゆっくり起きればよいと考えていたが,4:30頃には目が覚める。目覚まし時計もまだ鳴っていない。途中,コンビニで買ったおにぎりとおいなりさんで朝食とする。まだ急ぐ必要はないと思いつつも,周りの人たちはすでに動き始めている。切符を買うために並ばなければいけないとのこと。そう言えば,合宿の時もそうだった。駐車場のトイレで顔を洗い,ザックを背負って出発。切符販売の5:45を待って並び始める。このとき,およそ5時であった。すでに20人ぐらいの人たちがいた。この日の始発(日によって違うようだ)6:40に乗れそうだ。 6:30に改札が始まる。ところが,始発に乗らない人たちで改札は一杯である。この人たちの中をかき分けていかないと通ることができない。 ケーブルカーを降り,美女平から室堂に向けてバスに乗る。 いよいよ,念願の剣に向けて,室堂を出発。室堂から携帯電話をかける。やはり観光地。鮮明につながった。 何とかの水をペットボトルに詰め,雷鳥沢を目指す。 みくりが池に映る立山が見事だ。 合宿の時に通った雷鳥坂は,今回はやめ,新室堂乗越を通り,稜線を歩いて別山乗越を目指すことにした。早くも至る所で紅葉が始まっており,緑と赤や黄色のコントラストが美しい。 新室堂乗越で,奥大日岳を見ながら休憩し,別山乗越を目指す。 傾斜はそれほどでもないが,雷鳥沢に比べると距離が長い。重いザックを背負ったときに時々やってくる背中の痛みがまた来た。ストレッチを繰り返し,何とか痛みは収まる。 山の陰から剣が見える。明日はあの頂上だ。 別山乗越で剣の眺めにしばしうっとり。剣御前小屋の前で,今回も(合宿の時もそうだった)バイトのお姉ちゃんがジュースやビールを売っていた。ここまでの道のりがか なりきつかったので,サイダーをまずは飲む。炭酸ののどごしが心地よい。次にウーロン茶を買い,ペットボトルに詰め,残りは飲む。 剣沢への最短コースをたどり,テント場へ出発。常に剣を見ながらの歩きだ。空はあくまでも青い。 剣沢では,まずはテントを張る場所を物色。早く着いたため,かなり空いている。岩がなく,平で水場に近いところを探し,早速張り始める。さすがに2人用のドームテント。5分もかからないうちにフライまで岩に固定できた。 さあ,今からなにをしようか。とっても暇。とりあえず手続きを済ませ,剣沢小屋の売店でビールを買って飲む。小屋の前からの剣の眺めは最高だ。 剣山荘までの道を確認しながらぶらぶらする。テントに戻り,ごろ寝。日差しがきつい。4時頃から夕食の準備を始め,できあがったのが4時30分頃。食べ終わってから明日の持ち物をサブザックに詰め,早速シュラフに潜り込む。 ラジオで中日対巨人戦が始まった。こんなところでプロ野球が聞けるなんて,何とラッキーなことか。 ふと気がつくと,10時だった。やはり朝が早かった。野球中継はすでに終わっていたどっちが勝ったのだろう。 <9/13> 4時頃目が覚める。目覚まし時計はまだ鳴っていない。すでに周りは結構動き始めている。もう寝られないので,仕方なくテントの外に出る。半月がこうこうと輝いているが,空には星が一杯である。こんな星空は,去年の涸沢以来だ。闇夜なら,もっとすごいだろう。 朝食(パンとスープ)をとり,と言ってもあまりのどを通らない。無理矢理押し込んで早速出発。さすがに冷え込んでいるので,カッパの上着を着込む。これなら脱いだときに余裕を持ってザックにしまうことができるのだ。 剣山荘へ向かう途中,5時30分頃,鹿島槍からご来光だ。剣山荘を通過し,一服剣に向かう。このときにカッターシャツを脱ぎ,Tシャツ1枚になる。カッパはご来光を仰いだときに脱いだ。 一服剣。雲海が見事だ。前剣も目の前にそびえている。本峰はここからは見えない。振り返ると奥大日や大日岳がしっかり見える。 前剣への道は,急登で,しかも落石の巣のようだ。斜面に岩が乗っかっているだけという感じ。いつ落石が起きてもおかしくない。上からの石よりも,自分が落とさないように気を使う。体力的にも精神的にもかなりこたえる。 前剣までくると,本峰が目の前だ。大迫力に圧倒される。登頂意欲をかき立てられると言いたいところだが,やや不安である。 前剣からコルまでが結構スリリングだ。足下のすっぱりと切れ落ちたところをトラバースしたり,垂直に近い壁をよじ登ったり,さすがに剣という感じだ。 タテバイに取り付くまでにかなり待たされる。渋滞である。その横を4時発ぐらいの登山者たちが降りてゆく。テント場から見た登山道に沿ったヘッドランプの明かりの道筋を思い出す。 いよいよタテバイだ。ジェットコースターにようやく乗るときの気分だ。鎖をつかみ,ボルトに足をかけて登り始める。ホールドはしっかりしているので不安はない。でも,落ちたら死ぬだろうなと思う。一刻も早く抜けたい。そんな気持ちで何とか通過。あとは岩の上を歩いて行くのみ。奥穂に登ったときの,梯子を終えた後の安心感と似ている。 9時20分,やったぜ,ついに山頂に立った。後立山連峰が勢揃いだ。日本海まで見える。しかし,ややばて気味。食欲もあまりわかず,パンがのどを通らない。水分が不足している感じだ。500ccでは足りなかった。1000は欲しかった帰りの渋滞も気になったので,早めに発つことにする。 ヨコバイの始まりが恐怖だった。鎖を持っても足下が定まらない。すーっと落ちていく感じだ。前を行く人にアドバイスをもらい,何とか通過した。 前剣を越え,がらがらの道を下っていく。 一服剣から振り返ると,前剣がそびえている。ここから見ると,登山道が壁のようだ。よくもまあこんなところを歩いたものだ。 ここで大休止。かなり疲れた。水をすべて飲み干す。 剣山荘では,水をがぶ飲みだ。ジュースを冷やしている水を何度も何度も飲んだ。腹痛を気にする暇はない。 剣沢着。充実感と言うよりは,「疲れたー」と言う感じ。剣沢小屋でビールをぐいっ。次第に満足感が広がってくる。そばでスケッチをしている人がいる。 今夜も早めの就寝。フリーズドライの漬け物はお勧めできない。 <9/14> 3時30分に起きて朝食,撤収準備。今日も星がきれいだ。 ヘッドランプの電池が切れる。予備の活躍だ。 別山乗越からは,朝焼けに輝く剣がまぶしい。これから歩く稜線に思いをはせ,縦走の始まりだ。 稜線歩きを楽しみ,雄山に到着。今回は頂上へは行かなかった。3度目ともなると,400円はもったいない。 一ノ越では,浄土山へ行くかどうかを迷ったが,急げば12:00のバスに乗れそうだったので,思いきって行くことにする。 浄土山の分岐から浄土山を通って,室堂まで下ることになる。しかし,途中で道を失い,稜線の反対側に降りてしまった。踏み跡のようなものが見えたので,そこを行ったが,下れば下るほどハイ松の中をかき分けて行かなければならなかった。気がつくと,崖のようなところに出てしまった。同じように道に迷ったアベックも,自分の後を着いてきたが,これでは何ともならないと思い,戻ることにした。ところが,かなりの急斜面を降りたので,戻るのに一苦労だ。ハイ松につかまりながら,急斜面を落ちないように登っていく。ここで落ちたら誰も見つけてくれないような気がした。何とか戻ったが,かなり体力を消耗した。遭難するときは,このようになるのだなあと思った。やはり,変だと思ったときには引き返すことが絶対必要だ。そして,地図をきちんと見ることの大切さも思い知った。これでよいだろうと思いこんでしまったことが最大の原因だ。今回は事なきを得たが,今後は肝に銘じたい。 中高年の女性グループが室堂への道を行こうとしていたので(大声で確認した),その後を追った。水も切れており,ばてばてだった。早く室堂に着くことばかり思っていた。 ようやくの思いでバスターミナルに着くと,20分発のバスがあった。室堂でのんびりしたかったが,あわてて並んだ。バスの中では,隣のおばさんが鼻を押さえていた。やはり気になったが,自分は臭かったのだろう。隣のお姉さんは,涼しい顔をしていた。両サイドの女性を気にしながらも,うとうとする。 いやはや,いろんなことがあったけど,充実した山行だった。3日間とも好天に恵まれ,剣が雲に隠れたことは一度もなかった。こんなことは珍しいそうだ。 |
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| アルバム | ||
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| 立山とみくりが池 | 新室堂乗越へと続く紅葉 | |
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| 剣が顔をのぞかせた | 剣沢へはいつも剣を見ながら | |
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| 鹿島槍からの日の出 | ||
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| 剣沢テント場にて | 一服剣からの雲海 | |
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| タテバイ | ||
| 前剣から本峰を見る | ||
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| 剣岳山頂にて | 壁を登る | |
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| 剣岳からの展望 | ||
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| 剣岳からの展望 | ||
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| 別山乗越から | ||
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| 富士の折立にて | 続く稜線 | |
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| 立山最高峰 | 黒部湖が見えた | |
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| 槍穂高 | ||
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| 雄山から | 雄山山頂を背景に | |
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| 浄土山 | 立山駅 | |